アドバイス表現「~たらどうですか」や「~たほうがいいです」を使う授業でのお話。

いつもは学生たちに「私、最近いつも疲れているんです。」や「日本人の友達が欲しいんです。」等の生活の悩みを書いてもらい、それに対してアドバイスをするという活動をするのですが、今回は全員が自分ではない他の人や物になって、その人や物の悩みを書きアドバイスをする活動をしました。

アイディアが出るまでに少し時間がかかりましたが、みんな色々な物になりきって悩みを書いてくれましたので、今日はそのクラスで出た悩みの中で 私が一番好きなものを紹介したいと思います!

‐悩み‐
私はえんぴつです。頭の先が丸くなった時、いつも誰かが私の頭を切ります。すごく痛いです。その後でその人が私の頭を紙に押しつけます。私、死ぬかもしれない・・・。どうしよう。
(アメリカ人の女の子)

‐アドバイス‐
えんぴつさん。あなたの生活に興味があります。あなたの悩みは大変ですね。もっといい生活のために実家に帰った方がいいですよ。えんぴつランドはいいところです。夜中に逃げた方がいいですよ!
(フランス人の男の子)

この悩みとアドバイ、すごく面白くて可愛いと思いませんか?

きっと私だったら“えんぴつに悩みがある”なんて考えつかないかもしれませんし、“えんぴつランド”から来ているなんて思いつかないかもしれません。

私は学生と話す度に、色々な考え方やアイディアがあるものだなぁ、勉強になるなぁ、面白いなぁと思います。

みなさんだったらどんな物の悩みにしますか?